関山桜に平和を託されたジョセフ・C・グルー駐日米大使

「平和の桜」「グルーの桜」と呼ばれた桜の報道は
私のこころをとらえた。

東京新聞2010.9.26付け朝刊の要旨は以下になろうか。

1932年6月、駐日米大使として着任のジョセフ・C・グルーさんは、
日米開戦後も、日本との平和をねがい、大使公邸に
関山桜を植えられた、とのことである。

このことは、二代にわたり米大使館に勤務の船山喜久弥さん(東京都足立区在住)が証言されておられる。

ルース現駐日米大使さんも、グルーさんのご遺志をしり、協力されることとなられた。
来月の10月19日には、麻布小で関山桜三世の植樹がおこなわれることになったとのことである。

明治時代のアメリカ人エリザ・R・シドモア女史の願いを
引き継がれたグルー大使ご夫妻、と私はみてとり、
非常にうれしい東京新聞の報道であった。
多くの日本人に知ってもらいたい「グルーの桜」ではないだろうか。