ポトマックの桜まつり始まる

ついに、ポトマックの桜まつりが始まった。
日米親善の桜は、今年100周年を迎えた。
当時のサクラは
100本ほどは枯れずに100周年を迎えた・・・と日本経済新聞の特派員は21付けの新聞で伝えている。

返礼でアメリカから頂いたハナミズキは今、どうなっているだろうか。
かなしい戦争があった。
日本は通告もせずに真珠湾を奇襲攻撃をし、開戦となった。
どちらが卑怯であったか、日本人はかんがえなければならぬだろう。
そのような状況にあって、「敵の樹木サクラ」を大切にされてこられたのです。

返礼でアメリカから頂いたハナミズキの運命は、どのようになったのだろうか。
・・・・にっくき樹木として、斬られてしまったのもあったそうだ。
日米親善で頂いた青い目の人形も、随分と燃やされたり・・・バラバラにされたり・・・・
ハナミズキの原木は、
枯れてしまったのもあった。都立園芸高校の1本だけは、生きて100周年を迎えられそうだ。

私は、野方苗圃でハナミズキの原木から苗を育てられた名人がおられたこと。
最近、知った。
この功績を忘れてはならないだろうと思うのです。
このお方は、嶋崎幸吉翁。
野方苗圃が廃園になってからは井の頭公園に転勤になられておられた。
象のはな子のいる井の頭公園には、そのような経緯から、今でも
ハナミズキはたくさんの花を咲かせているのですね。
嶋崎幸吉翁のご努力のおかげで都内の公園や街路樹として、たくさんのハナミズキが植えられて咲いてくれたことになったのです。