エリザ・R・シドモア著『日露戦争下の日本』

エリザ・R・シドモア著
『日露戦争下の日本』小木曽龍／小木曽美代子訳　新人物往来社刊を
読書中である。

日記体の作品である。当時の日本人を理解できるすばらしい書。
この、理解ができることでは、おふたりの訳者の丁寧な訳文から、伝わる。
訳者のごくろうぶりがつたわり、感謝もうしあげたい。

シドモアさんは作家、その才能に、感心しながら拝読している。

私はこのところ、シドモア女史漬けであった。
『外国人が見た古き良き日本』
『大冒険時代』
『シドモア日本紀行』
『日本・人力車旅情』
を続けて拝読していた。

シドモア女史の公平なものの見方に、
すごい女性ととらえる以上のもの、
人間として、尊敬するシドモアさん
と、認識をふかめている。

命日には
横浜へでかけてゆきたいと
おもっている。

女史は世界的に著名なアメリカの写真雑誌『National Geographic』の
副編集長もされておられた由。