1912年、サクラ植樹式で奏でられた曲について
1912年 日本の作曲家高織教授作曲の「万歳」「サクラ」が奏される、
当時の時事新報は報じている。が、
高織教授・・・は解せない。日本の苗字を調べたが(高織)の姓はみつからないのです。これは、(高折)という姓ではないかと思われる。
東京音楽学校50周年記念誌(東京藝術大学蔵、昭和4年11月28日発行)を調査したが、教授に(高織)さんはおられなかったこと。卒業生にも(高織)さんはおられなかったこと。
ところが、(高折)さんはおられた。記念誌31頁には、
大正3年3月 高折宮次 本科器楽部 卒業
とある。
1912年に 日本の作曲家タカオリ教授作曲の「万歳」「サクラ」が奏されるたことで、私は探究中であるが・・・・。
これだけ探しても見つからぬことで、私に教示してくれた人がいた。
もしかしてだがね・・・つぎのような見方はどうかな・・・。
● 邦楽の古謡『サクラ』数字譜を 西洋式の五線譜にされたのでは・・・。 タカオリさんがそのおりに編曲されておられるかも・・・。
● 「万歳」も、日本伝統芸能の採譜ではないだろうか?
サクラの植え付け式を祝うので、ニューヨークで奏でられるように
狂言の一部、長唄による「壽万歳」を
五線譜に直したのかも・・・。
● それらを評して作曲された、と捉えられたことはないだろうか・・・。
すごい想像力ではないか。
証拠の楽譜がでてこないことから・・・
教授に失礼なことだが、
スズメたちは、いいたいほうだい。